Amazon.co.jp: 冬知らずの恋 (Feelコミックス オンブルー) : 夏野寛子: Japanese Books

素敵なお話でした。絵も好き。でも攻めが受けを好きになっていく過程やら、母親との関係、彼女のこと等々すべて削ぎ落としてダイジェストにまとめた感じ。そこら辺は読み手が好きなように解釈していくのかな。できることなら、番外編や過去編等で、片思いの5年間から攻が積極的になるまでの間を色々肉付けしていってほしい。

一つの映画を見ているよう。絵が綺麗なのはもちろんですが、シーンに空白があるので自由に考えることができてすごくよかったです。余分な会話が一切なくて、表情とぽつりとつぶやかれる言葉のセンスが刺さりました。

起承転結の「承」あたりが他の商業本にはあまり無いリアルなモヤモヤシーンに感じましたが、ストーリーが進むにつれてふたりの距離が優しく近づいて行って……。ラストシーンでは心がポッカポカになりました。お幸せに〜！

安定しています。絵はきれいだし、人物の心情などもヒリヒリするほど伝わってきます。大好きな作品です。

不器用な両片想いの二人が幸せになる過程が可愛くてとっても良かったです。この続きを是非いつか描いてほしいです。「冬知らずの恋」は、賛否両論あるので読もうかスゴク悩みました。でもレビューで「迷っている方は絶対に読んだ方が良い」とあったので信じて読んで本当に良かったです。お薦めして下さった方ありがとうございました。